
世界一周7カ国目:トルコ3日目②
前回記事:船で出会ったおじさん2人と旅に出た話:世界遺産アヤソフィア | 旅ブログ りりたびの続きです↓
晴天!マフィアがいない、平和な朝食

朝活を終えた私たちは、今日もブルーモスクの見える朝食会場へ。空腹で食べるビュッフェは格別ですね!良いお天気だったので、テラス席でいただきました。
何より今日は、拳銃を持ったマフィアがいない。(最高!)
前日震え上がった朝食記事はこちら↓
お隣の席は、オーストラリア×日本で国際結婚されたご夫婦でした✨
JulianとMr.Nがビュッフェへご飯をとりに行っている間、食べ物を狙いにきたカモメと格闘していた私を助けてくれた恩人ファミリーです(笑)
テラス席からは屋上にでることも可能で、食後は屋上でのんびりタイム。

どこの景色を切り取っても絵になる、イスタンブール。
この写真からは、ブルーモスクが見えるけれど、後ろを振り返ると

今朝訪れた、アヤソフィアが見えます。

海辺の景色にも、心惹かれる…💕
おしゃれな街に、うっとりしながら景色を眺めていると、下の建物の屋上に人が💦落ちるよ💦💦

よくみると配管に結ばれたマネキンでした😅びっくりした~💦
なぜここにつけようと思ったのか、トルコ人センスが気になります。
優しさが生んだ、魔のチョコレート事件
朝食後、チェックアウトまでホテルで休憩していた私たち。
Mr.Nがフリードリンクのホットチョコレートをベッド横の照明台に持ってきてくれました。
が、あとからやってきたJulianが、カップに当たってしまい事件発生。
ほとんどのホットチョコレートが、下にあったMr.Nの靴に直撃。

トルコでは3日間の滞在期間がありましたが、ここからは、ほぼ毎日国境を越える鬼畜バッグパッカー旅が幕をあけます。ホテルに連泊しないので、洗う時間も、ゆっくり乾かす時間もありません。
すべての状況を察知したJulianはこの状態。

ごめんね、Mr.N。
猫舌で熱いものを飲めない私が、カップをそこに置きっぱなしにしなければ、こんなことは起こらなかった。
でも、面白すぎて、私は笑いが止まらなかった。涙が出るほどに。
日本流に合わせてきているのか、土下座するJulian。
土下座ってもっとコンパクトなイメージなんだけど、正座の文化がないため、足首周りの筋肉が固すぎて、うんこ座りもできないJulianの土下座ってこんなにでけぇの???(笑)
それ見て、Mr.Nも笑っちゃってる。
何が起きても、感情的に怒らない。笑いに変えたり、冷静に話し合いができる。
これが、この2人の本当に尊敬できるところの1つ。
履き慣れた靴にホットチョコレートがぶちまけられ、十分に洗ったり乾かす時間もない状況。ぶち切れて、この後ずっと不機嫌な人だっているかもしれない。弁償しろと雰囲気を悪くする人だっているだろう。
いや、それらはなにも不思議なことではない。起こりうる。
Mr.Nの懐が広すぎるのだ。
ときどき浮かぶ土下座Julianに笑いがこみ上げながら、総動員で、靴や汚してしまったものたちを洗い、ドライヤーで乾かし…

最後はMr.Nがジョークを言いながら、Julianをつついてました。なにも言えず、ただMr.Nに寄り添うJulianでした(笑)
第一次チョコレート事件の記事はこちらから↓
美術館・博物館嫌いにもおすすめできる!アヤソフィア歴史体験博物館でタイムトラベル!

ホテルを後にした私たちは、朝アヤソフィアの入場券と共に半ば騙されて購入した博物館へやってきました。
「HAGIA SOPHIA HISTORY&EXPERIENCE MUSEUM」、直訳するとアヤソフィア歴史体験博物館です。
このミュージアムの存在を知らずにトルコ旅へ来たので、前情報はなし。
ただし、ここ。トルコ語はもちろん、英語が出来ない人でも楽しめる博物館でした!

まず、日本語音声ガイドあり。海外では「この日本語ガイド、微妙やなぁ~」と思うガイドも少なからずあるのですが、ここの日本語ガイドは完璧!内容理解には十分の、いや何一つ不自由ないイヤホンガイドでした。
この博物館の最大の魅力は、「アヤソフィアが建てられた時代が、空間ごと再現されている」ということ。

照明・音・プロジェクションマッピングが絶妙に組み合わさっていて、
ビザンツ帝国時代、東ローマ帝国、オスマン帝国時代のアヤソフィアに、本当にタイムスリップしたような没入感!
展示物の前に難しい説明文がずらり…という感じではなく、見て・聞いて・時代を実際に歩き「体感型」で楽しめる展示が中心となっているので、歴史の知識がなくても、体験しながら歴史を学習できます。
結果的には、入場券とのセット券購入も悪くなかったです☺

もちろん展示もあります。
画像はキリスト教時代のイコン(聖画像)。ディプティクと呼ばれる開閉式のイコンは携帯用・祭壇用に使用されたそうです。
画像はほんの一部で、
当時の宗教儀式や王族の典礼で実際に使われていた、皇帝や聖職者の儀式用装飾品、アヤソフィアの歴史的な絵画やお金・豪華な装飾が施されたコーランの写本など、西洋の宗教美術に魅力を感じる私には「あれも、これも可愛い~😍」が止まらない場所でした。
オスマン帝国の王たちが静かに眠る、美しき祈りの空間「スルタン・アフメト廟」

美術館を後にし、アラスタバザールに向かっている途中、昨日訪れたブルーモスクの横に、昨日は入らなかった扉があることに気づきました。
中に入ると荘厳な雰囲気に並ぶ棺のようなもの。
そう、ここはブルーモスクの建設を命じたスルタン・アフメト1世とその家族が眠る場所でした。
腸チフスのため27歳でこの世を去ったスルタン・アフメト1世。私とほとんど同い年。
医学の発展があり、今を生き、旅人生が送れること、過去の偉人たちには頭があがりません。
性別が分かるよう男性の棺にはターバンがかけられています。
内部の壁や天井は、イズニックタイルやアラベスク模様でびっしり装飾されており、まるで宮殿のような美しさ。
どれもただの「美」ではなく、故人への深い敬意と信仰心が感じられる、祈りの意匠でした。
ARASTA BAZAAR (アラスタバザール)でショッピング✨

アラジンに出てきそうな可愛い道♡
トルコの定番といえば、エジプシャンバザールかもしれませんが、イスタンブール散歩しているときに気になっていて、私たちはアラスタバザールにやってきました✨
世界一周では1カ国目からマグネットを購入しているので、ここでもイスタンブールのマグネットを購入。

お土産用に複数個違うデザインを購入しました。
途中で入ったお香立て屋さんが可愛かったけれど、バッグパッカー旅は続くし、全部の国でマグネット買いたいし・・・荷物が増えてしまうので諦めよう・・・ってお店出ようとしたら

Julianがプレゼントしてくれた😭💕
トルコのシンボルマーク、月のデザインに、今朝アヤソフィアで見たアラビア語が書かれているお香立て。
今では私の宝物です☺

ここまで読んでくれてありがとう!
次回は寝台列車に乗り、トルコからブルガリアへ行くよ!
7/2更新予定✨
↓お土産の重さも気にせずに世界一周できる船
