世界一周4カ国目:南アフリカ共和国3日目④

ウォーターフロントでのショッピングは続きます。
Julianの隠していた秘密

ウォーターフロントにある、「mr price」というお店は“南アフリカのしまむら”という感じの品揃えと価格帯でした!

中にはこんな服も。
“YOKOHAMA”と書いてあるのに、下には“東京”と書いてあります(笑)
海外では日本語Tシャツが流行っているのか、よく分からない日本語が書かれた服を着ている人を多く見かけました。
特にヨーロッパ圏で多く見た印象です。

日々鍛えすぎて足が大きくなったのか、ズボンがきついんだ
とウォーターフロントに来てからずっとズボンを探していました。
確かに彼は毎日、ピースボート内のジムでスパルタに身体を鍛えている人でした。
彼は身長180cmと大きいのですが、ウエストは細め。
そのため、すその長さはちょうどよくても、アフリカ人サイズのウエストでは大きく、なかなか良いズボンが見つかりませんでした。
そんな中、このお店はサイズも豊富だったため何着かJulianでも履けるズボンが見つかりました。
その中で彼は2着ズボンを選んでおり、



Can you help me pick one?
(どっちがいいか選んでくれる?)
と言いました。
しかし、彼が持っているのは両方ともピチッとしたスキニー。



足がきつくてズボンを買うなら、スキニーじゃなくて、
もっとゆとりのあるやつがいいんじゃない?
しかし、彼はよっぽど気に入っているのかその2つを手放さず、試着をしてみることになりました。
着用したところを見ても、私が見る限り、今履いているピチッとしたズボンと変わりありません。
本人は、



I will take this!
(これにするよ!)
と試着したまま購入していました(笑)



聞いたくせに自分で選ぶんかい!
と思いながらも、本人が気に入ったのなら良いか…とその後は特に気にせずにいました。
他にも私たちは、服や雑貨、南アフリカ産のワインや食品を購入。
これから離脱旅行にでかける私たちの購入品を、ピースボートに戻る友人たちが善意で持ち帰ってくれることに。
Julianは大変喜び、履いてきたキツいズボンも一緒に持って帰ってもらいました。
後日、秘密を打ち明けられる
18日間の離脱旅行が終了し、船に帰ったあと。
私のリュックと靴下が破れてしまいました。
私はもう捨てようと思っていたのですが、



僕がなおすよ。裁縫セットを探そう。
その日以来、寄港地でも部屋でも「裁縫セット」、「裁縫セット」とうるさくなりました。(笑)



もう捨てて帰るからいいよ
と言っても、直すと聞きません。
仕方がないので、ピースボートスタッフに貸し出しがあるか聞いてみると、レンタル用品の中に裁縫セットがありました。
部屋に帰ったJulianは、私のリュックを手に取るのかと思いきや、
ごそごそと出してきたのは、あの日のきついズボン。
彼は笑いながらズボンを広げました。
???
よく見ると、内股部分に15cmくらいの大きな穴が開いています。
笑いが止まらなくなり、呼吸苦レベルの私(笑)



ちょっと待って、いつ破けたの?それ(爆笑)



テーブルマウンテンで、ジャンプしたときに「あっ!!!」って。(爆笑)


思い当たるシーンがたくさんありました。
そこからは伏線回収。
画像を探しましたが、この後の写真は穴を隠すために足をクロスされていたり、角度が調整されており、大穴が開いたおもしろ写真は見つかりませんでした(爆笑)
どんだけ徹底してたんだ!(笑)
秘密を保持しながら、必死に新しいズボンを探していたJulian。おもしろい思い出になりました(笑)




私たち3人が出会った船↓

