台湾旅行やワーホリ、留学を考えていると、こんな疑問を持ったことはありませんか?
台湾の人たちって何語を話すの?
中国語とは違うの?
台湾華語ってなに?
実は、台湾の言語事情は歴史や文化の影響で少し複雑です。
しかし、台湾人の方々がどの言語を話しているかを正しく知ることは、現地の人をより理解し、尊重することにもつながります。
私も台湾人の方とお付き合いするまで、台湾の言語事情はまったく分かっていませんでした。
この記事では、台湾人の約7割が話す「台湾華語」の特徴や、中国語との違いを、わかりやすく解説していきます。
台湾で話されている言語と割合
台湾では複数の言語が日常的に使われています。
ざっくり整理すると以下の通りです。
| 言語 | 使用割合 | 備考 |
|---|---|---|
| 台湾華語 (国語) | 約70〜80% | 学校教育・メディア・ビジネスで使用 |
| 台湾語 (閩南語) | 約70%の方が理解可能、 約60%の方が日常使用 | 高齢者・家庭でよく使われる |
| 客家語 | 約15% | 客家系コミュニティ限定 |
| 原住民語 | 約2% | 少数民族の地域限定 |
さらに、1895年から1945年までの50年間、台湾は日本に統治されていました。
そのため、今でも高齢の方には日本語が話せる方がいます。
Lily台湾華語と台湾語の違いがまだよく分からないな。
そこで台湾華語と台湾語の違いについてもまとめてみました。
台湾語と台湾華語の違い
| 項目 | 台湾華語 | 台湾語 |
|---|---|---|
| 正体 | 中国語(普通話)の台湾版 | 中国福建省由来の言語 |
| 主な使用者 | ほぼ全台湾人 | 主に中高年・家庭内 |
| 公的場面 | 学校・仕事・メディア | ほぼ使われない |
| 書き言葉 | 繁体字 | 基本は話し言葉 |
| 発音 | 北京語ベース | 福建語系(まったく別) |
| 通じる? | 中国人と会話できる | 中国人にはほぼ通じない(福建省南部《泉州・漳州・厦門》の方とは会話可能) |
例えば「ありがとう」という言葉でも違いがあります。
台湾華語:謝謝(xie xie)
台湾語:多謝(to-siā)
という違いがあり、後者は中国人には通じません。
つまり、台湾で話されている「台湾語」は中国語の方言由来ではあるものの、独立したローカル言語です。
さらに面白いことに、台湾語の中には日本語由来の言葉も多く残っています。



例えば、オートバイやタコはそのまま使われてる(笑)
だけど、上記の表の通り、基本は話し言葉なので漢字表記はないそう。
「台湾華語」台湾人自身はそう呼ばない


台湾人の方々は、自分たちが話している言語を「台湾華語」とは呼びません。
台湾の学校やニュース、公式な場では「国語(Guóyǔ)」と呼ばれています。
また、日常会話では単に「中文(中国語)」と言う人も多いです。
「台湾華語」という呼び方は、
日本人や中国語学習者が、中国本土の中国語と区別するために使っている表現です。



台湾華語?なにそれ?
実際に台湾人の彼に言われた一言です(笑)
中国語との違い
ここまで理解できても、
「中国語の台湾版って、一体普通話(北京語)と何が違うんだろう?」
という疑問が湧いてきますよね。
大きな違いは、次の2点です。
漢字の違い
- 中国 → 簡体字
- 台湾 → 繁体字
中国が使う漢字は、画数を減らした簡易化された漢字です。
一方、台湾で使われている漢字は、私たちが普段使っている漢字や日本の旧字体とよく似た形をしています。
たとえば、
- 「学」
中国:学
台湾:學(日本の旧字体とほぼ同じ) - 「国」
中国:国
台湾:國 - 「広」
中国:广
台湾:廣 - 「電」
中国:电
台湾:電 - 「気」
中国:气
台湾:氣
このように、
台湾で使われている「繁体字」は、日本の旧字体に近い形をしているため、
日本人にとっては中国の簡体字よりも直感的に読みやすいと言われています。



台湾旅行中に漢字を見て
「なんとなく意味がわかる」と感じるのは、この繁体字のおかげ!
発音表記の違い
日本語では、漢字にひらがなでふりがなを振りますよね。
中国語にも、発音を表すための表記方法があります。
- 中国 → ピンイン(拼音):アルファベット
例:你好 → nǐ hǎo - 台湾 → ボポモフォ(注音符号 / ㄅㄆㄇㄈ)
例:你好 → ㄋㄧˇ ㄏㄠˇ
このように区別されています。
私も現在ボポモフォを練習中なのですが、
(ㄋㄧˇ ㄏㄠˇ → ぬぁ+い+ふ+あお → にーはお)
のような感覚で、正直、初心者にはかなり難しく感じています(笑)
ただし重要なのは、 台湾人の大半はピンインを読めないという点。
そのため、台湾人に発音を聞いたり、辞書や教材を使ったりする場合は、
ボポモフォが必須になることが多いです。
まとめ
- 台湾人の約7割は日常生活で台湾華語(国語)を使用している
- 中国語(普通話)とは使われる漢字(簡体字/繁体字)が異なる
- 発音や表記は違うが、中国語と文法・単語はほぼ同じ
今後もこのブログでは、台湾華語の言語学習記事も発信予定です。
お楽しみに♪



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